会長挨拶
第43代会長 髙橋佳子
近年の不安定な世界情勢の煽りを受け、我が国、地方に於いても原油価格・物価高騰等、 厳しい状況が続き、令和 6 年能登半島地震に於いては多くの犠牲が払われ、列島が悲しみ に包まれた新年の幕開けとなりました。一方、昨年度は新型コロナウイルス感染症が 5 類 に移行し、これまでの数年で働き方や暮らし方に対する意識が大きく変容したものの、よ うやくポストコロナの新時代が訪れています。 そのような中、長崎市はまさに 100 年に一度の変革期を迎え、長崎駅周辺再整備事業、 長崎スタジアムシティプロジェクトが進み、昨年 5 月の G7 長崎保健大臣会合をはじめと する大規模な会合や学会、イベント誘致の成功等、次代への基盤づくりが着々と進められ ています。更に今年度は長崎商工会議所の一大プロジェクトである全国商工会議所観光振 興大会の開催を控えており、長崎 YEG としても全国各地からお越しの方々に喜んでいた だけるよう、そして地域活性化の一助となれるよう、万全の態勢で臨みます。 生き方が多様化する中、事業を通じ多くの価値観に触れられるのは、YEG 活動の醍醐味 であり、自己成長の貴重な機会でもあります。 今年度は、得られる機会を最大限に活かし、一層、会員の皆さまに活き活きとした充実感 を得ていただくこと、そして、コロナ禍で抱えてきた苦しみや閉塞感を今こそ手放し、心か らの笑顔になっていただくことを目指して参ります。 そこで、令和 6 年度スローガンとして
「Smile for all , Smile for YEG」
を掲げます。長崎 YEG の 40 年余りの歴史に於いて、会員同士は家族同様に近い存在となり、楽しい 時も苦しい時も互いに繋がり、青年経済人として最善を尽くしてきました。その活動を支 えてきたのは、向上心、コミュニケーション、そして笑顔です。笑顔でいることは、幸福 感をもたらすと同時に、やる気やプラス思考を高めると言われ、組織の活性化、ひいては 長崎市の活性化にも繋がると考えます。 一説に「組織は逆ピラミッド型だと上手くいく」と言われますが、それは長崎 YEG に も当てはまることだと感じています。 資料6 この度の大任を仰せつかったのは、私の能力を実際以上に引き上げてくださった先輩方 と、YEG 活動に共に関わってくださった方々の存在があってこそだと心より感謝してお ります。 これまで与えていただいた多くのことを教訓に、今後は私の方から、会員の皆さまが活 躍できる機会や笑顔になれる環境を提供する存在になっていくことを深く決意し、「みん なに笑顔を、YEG に笑顔を」との意味を持つ当スローガンを心に留め、逆ピラミッドの一 番下で精一杯サポートさせていただきます。 組織としての存在意義を高め、会員の皆さまに「YEG 楽しい!」「YEG にいてよかった!」 と、様々なプラスの想いを感じていただき、その想いが広く世に伝わり会員拡大に繋がるよ う注力して参ります。 皆さま方に於かれましては、引き続きどうかお力を賜りますようお願い申し上げます。 長崎 YEG 皆で笑顔溢れる1年にしましょう!!